旅行でその地や国を知るには限界がある

クレイジージャーニーを見ていたときに気付いたことです。

5/15放送回:クレイジージャーニー『松本驚愕どエラい話や!TBS海外特派員が世界のごみ事情調査』の放送の内容です。

今回はセネガルにある「アフリカ最大級のごみマウンテン」を取材する。50年間も放置されたごみ置き場は、東京ディズニーランド2つ分。さらに、ごみ処理と並んで問題となっているのが首都・ダカールの下水処理だ。その驚きの下水処理方法とは?

2020年にセネガルに行っています。それでも、このゴミセンターの存在は知ることはなかったです。
(まぁ、観光に来てる人に『大きなゴミセンターがあるよ』とは言ってはこないとは思いますがね・・)

事実を知る、という観点で行ければよかったと思いつつ、実際はどうだったかなと思います。

こういう話を聞くと、やはり1回の旅行、特に2週間未満の短期でかつ事前情報収集を行わない、ガイドブックにも書かれない実態を知るのは難しいなと感じました。観光の良い面を知ることも、問題として抱えている事実を知ることも、どちらも重要ではないでしょうか。

なお、ゴミ処理場の正式名称が『Mbeubeuss Landfill』、場所や情報については以下をご参照ください。

概要を捉えますと、
推定 4,000 人の清掃員が集まり、リサイクル可能なものを探しています。
・1968 年に設立され、毎日推定 1,000 ~ 2,000 トンの固形廃棄物がダカール市から受け入れられています。
・2020年、セネガル政府は、 114ヘクタールを占める埋め立て地の修復に2億5,900万ユーロを確保する計画を示した。

ちなみに下水問題を持つセネガルでは、米マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の慈善財団が、人間の排泄(はいせつ)物を電力や飲料水に変える工場の建設プロジェクトを支援している(工場「オムニプロセッサー」、ビル&メリンダ・ゲイツ財団)。こういう話を聞くとビル・ゲイツは先見の明もあれば、本当に世界を良くしたい想いが強い方なのだなと感じます。

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